妊娠していないのに母乳がでた

妊娠していないのに、母乳がでました。

今年でもう27とかになるのに、人生にはまだびっくりすることがあるんですね。

体調の異変を感じて生まれて初めての産婦人科にこそこそ行き(何か照れたし緊張してなんと貧血起こしてベッドまで借りた)、検査をしてもらったら、吉川晃司を水につけてふやかしたみたいな外見の先生がさらりと言った。

『たぶん今ぎゅっとやったら母乳でるよ』

家に帰って己の乳房をぎゅっとしてみたら、にゅっと出た。母乳だ!びっくりしてすぐ乳房をブラにしまいこんだ。私は今まで自分のおっぱいをそれなりに大切にしてきたと思う。でもこんなに労りたい気分になったのは初めて。おい、大丈夫ですか?

びっくりしてすぐ拭いてしまったけど、あれは誰のためにこの世に存在した母乳だったのだろう。まず、私は母でないので子がいない。『この母乳、飲ませてやりえな』となれば母性の芽生えだったかもしれないが、ただ私を混乱させるだけだった。試されたんでしょうか?

また、びっくりすることにこの現象は産婦人科のふやけた吉川晃司が処方してくれた薬を飲んだら一晩で出なくなった。もう絞っても出ない。昨日受けた衝撃がもう夢だったのかのよう。でも、次に母乳を出すときは、せめて意味のある母乳を出したい。2016年も半ばですが、大きな決意が生まれました。

このことを親友に話したら『ブログをはじめたら』とのことだったので、今日から開始します。